2017年度・初春講座(全6回)

キリスト教的生の可能性
――その歴史を通して――

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講師:片柳 榮一 (京都大学名誉教授・聖学院大学大学院客員教授)

・場所:公益財団法人日独文化研究所 セミナー室(京都ドイツ文化センター3階)

・開講日程:2月1日から3月15日まで

・定員:30名(先着順)

・受講料: 一般 12,000円 大学院生・OD 6,000円 学生 6,000円 (全6回分)
※なお、本研究所の賛助会員の方は、3割引の受講料にてご受講いただけます。

・Fax: 075-771-5242
・E-mail: koza@nichidokubunka.or.jp

*受講ご希望の際は、上記メールアドレスまでご連絡いただくか、申込書をダウンロードしていただき、ファックスにてご送信ください

 21世紀の現代において、宗教的生の可能性を探ることは困難な企てと言える。深い沈黙と、不安にみちた現実が重く私たちにのしかかっている。しかし人間の歴史は、いたるところで同様な、或いはさらに深い闇が支配していたことを告げ、なおその中で格闘し、仄かな開けに生きた人々の跡を私たちに示している。そのように生きた人々を照らしていた明るみに私たちも引き出され、私たち自身の生の新たな可能性を探りたいと思う。
 今回の初春講座では、講師に片柳榮一氏(京都大学名誉教授・聖学院大学大学院客員教授)をお招きします。片柳氏は我が国におけるアウグスティヌス研究の第一人者として知られるのみならず、古代・中世のキリスト教思想研究を越えて、近・現代哲学についても研究を進め、現代日本におけるキリスト教研究に多面的な影響を与えていらっしゃいます。

 多数の受講をお待ち申し上げております。

第1講 2月1日(木)

18:00〜19:45 
開講の挨拶/序:現代における宗教的生の可能性――カフカの『掟の門』を通して

第2講 2月8日(木)

18:00〜19:30  義と憐れみの神を求めて――源流としての古代イスラエルの預言者たち

第3講 2月15日(木)

18:00〜19:30  晴れやかな自由に生きた人――ナザレのイエス

第4講 3月1日(木)

18:00〜19:30  愛と和解の深淵――異形の使徒パウロ

第5講 3月8日(木)

18:00〜19:30  内在的に超越する神を求めて――ヒッポのアウグスティヌス

第6講 3月15日(木)

18:00〜19:30  隠れた神と良心の宗教――宗教改革者マルティン・ルター