刊行物のご案内
年報 第16号
目次
本誌発刊のことば 岡本 道雄
地震と能登と佐渡 「仏教とキリスト教の〈自然〉」に因んで 大橋 良介
[特集] 伝統芸術の間文化性
論考Ⅰ
わび茶と間文化性
… 美濃部 仁
いけばなにおける「間」
… 珠寳 花士
言葉の造形力 芭蕉とバルラハ
… 岡田 勝明
書における間 「点画の間」をめぐる眼差し
… 萱 のり子
今日の狂言について 楽園を垣間見る
… 関口 浩
舞踏の現在 日本のポスト・モダンダンス?
… 貫 成人
雅楽の現代的キュレーション 木戸敏郎の方法論
… 小野 真龍
浮世絵によって形成されたジャポニスムの間文化性
… 新関 公子
対談
狂言師・茂山七五三に尋ねる 伝統と現代、身体性と文字文化、型と個性
… 茂山七五三 + 関口浩
司会:大橋良介
間文化的美学の観点としての力
… マティアス・オーベルト
苧野美雪、出河咲:訳
論考II
仏教的「空」の情意とシャーマニズムの「自然」 ブラジル秘境の原住民部落で
… 大橋 良介
詩的言語の形象とロゴス 後期西谷と後期ハイデッガー
… 秋富 克哉
エッセイ 静けさに耳を澄ます 命の音を聴く
… 和田 信
恥辱という感情と恥辱的な制裁 日本版DBS制度への一試論
… 坂本 学史
ナチ政権下における福音主義教会の動向 K・バルトとB・ボンヘッファーを中心に
… 加藤 希理子
公開シンポジウム「文明」
いかめしく節用を繰る名付親 ''節用の日本文明''再考
… 横山 俊夫
野蛮と文明の所有論
… 松村 圭一郎
2024年3月31日
発行 公益財団法人 日独文化研究所
発売 こぶし書房
定価 本体1,200円+税
お求めは書店、インターネット書店まで。
本研究所に直接ご注文いただくこともできます。本研究所のメールアドレス(zaidan*nichidokubunka.or.jp) 宛てに、その旨お申し付けください(*をアットマークに変更してください)。
年報 第15号
目次
本誌発刊のことば 岡本 道雄
日本とドイツとウクライナ 大橋 良介
[特集] 民主主義の再考と再興
論考Ⅰ
リベラル・デモクラシーにおける寛容と妥協
… 佐野 亘
思想としてのデモクラシー論
… 大橋 良介
情報操作の刑事規制
… 髙山 佳奈子
論考II
サステナビリティについて
―ヴェーバー、フロイト、ハイデッガー、脱成長論
… 関口 浩
刑法と道徳、感情 ―討議のパラダイムからの一考察
… 坂本 学史
ボンヘッファーの『服従 Nachfolge』における受動性
―「服従」による抵抗
… 加藤 希理子
西田哲学会・日独文化研究所 共催[西田・西谷ワークショップ]
全体報告に代えて―言葉の壁の半透過性について
… 大橋 良介
西田と西谷における「歴史」の問題―技術的世界の観点から
… 秋富 克哉
ポスト西谷的宗教哲学へ―西谷宗教哲学の受け取り直しのために
… 杉村 靖彦
2023年3月31日
発行 公益財団法人 日独文化研究所
発売 こぶし書房
定価 本体1,100円+税
お求めは書店、インターネット書店まで。
本研究所に直接ご注文いただくこともできます。本研究所のメールアドレス(zaidan*nichidokubunka.or.jp) 宛てに、その旨お申し付けください(*をアットマークに変更してください)。
共同研究成果報告集『共同研究 共生:そのエトス、パトス、ロゴス』
目次
第一部 共生の原点:自然と文明
・共生の智慧――今西自然学と日本人の自然観から未来の社会を構想する
…山極壽一
・「共生」をめぐって――文明の地球史観・序説
…川勝平太
・ヒトは生態系の破壊者か創造者か
…湯本貴和
・総説・自然の中の反自然――「共生の中の反共生」という深層へ
…大橋良介
第二部 共生のエトス:倫理学・法学・医学
・「科学者の社会的責任」再考――唐木順三の遺言から
…秋富克哉
・文明・文化と「四」
…谷徹
・死の不安を抱える人に向きあう――共感と間主観性
…和田信
・「人と人のあいだ」と「自己」
…木村敏
・ケルゼンの民主制論の意義について
…高田篤
・裁判員裁判と量刑改革における「共感」の意義
…髙山佳奈子
第三部 共生のパトスとロゴス:宗教・神話・文学
・慈悲と慈愛のイスラーム
…東長靖
・キリスト教の愛とコンパシオーン
…芦名定道
・親鸞の自然と悪人正機
…『歎異抄』における「自然」
・禅の十牛図の世界
…森哲郎
・鈴木大拙「日本的霊性」の可能性
…水野友晴
・古代日本における≪悲劇精神≫について――折口信夫の思索を参照して
…関口浩
・ことばの差異と共通性に向き合う――個別と普遍
…小川暁夫
・「私」の探求
…安部浩
第四部 共生と文明:宇宙論的視座から
・文明は見えない世界がつくる
…松井孝典
あとがき
2020年9月30日
発行 公益財団法人 日独文化研究所
発売 こぶし書房
定価 本体4,200円+税
お求めは書店まで
公開シンポジウム成果報告集 〈言葉〉
目次
第一部 「言葉」の宇宙(2013年度)
・第一章 言葉が宇宙を創る ―はじめに言葉ありきの国と言霊の幸はふ国
…高橋輝暁
・第二章 Esの宇宙 ―言い得ないものが言葉になる時
…小川暁夫
第二部 「言葉」の宗教的深層(2014年度)
・第三章 仏についての言葉と仏である言葉
…大峯顯
・第四章 キリスト教思想と宗教言語 ―象徴・隠喩・テキスト
…芦名定道
第三部 翻訳としての「言葉」(2015年度)
・第五章 《翻訳文化としての法律学》閑話
…初宿正典
・第六章 踊りを翻訳する ―バレエと暗黒舞踏を糸口に
…貫成人
第四部 「言葉」の襞(2016年度)
・第七章 言葉の襞I
…長谷川郁夫
・第八章 言葉の襞II
…中沢けい
あとがき
2019年10月30日
発行 公益財団法人 日独文化研究所
発売 こぶし書房
定価 本体2,400円+税
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